きものの美しさは長い歴史により培われた伝統的な文様表現や技法により形成されています。ツカモト市田株式会社は「伝統的」の中にも新しいデザインや配色、今までにないコーディネートなど常に創作性の高い表現により新たな「きもの美」をご提案いたします。
-
池田重子
-
日本有数のきものコレクターできものデザイナーでもある故 池田重子さんの明治・大正・昭和に渡り五万点に及ぶコレクションの中から、特に「粋」「おしゃれ」をコンセプトに選び出し現代のきものとして蘇らした作品です。
プロフィール
- 1925年
- 横浜に生まれる
祖父は米相場により一代で財をなした。幼少より家蔵の骨董品や一級の美術品に囲まれ、美意識を養う
- 1945年
- 文化服装学院卒業
- 1955年
- 紅型、ローケツ染めを学ぶ
- 1973年
- 京王デパートにおいて「時代布屏風個展」開催
- 1976年
- 「時代布と時代衣裳 池田」を目黒に開店
以後ファッションデザイナー、クリエイター、女優など多くの池田ファンが出入りしている(堀柳女、辻村ジュサブロー、ホリヒロシ、ヨーガンレール、三宅一生、吉永小百合、 樋口可奈子他)
- 1980年
- TV「徹子の部屋」に初出演、以後、アンコールに応え3度出演
- 1985年
- 市田(株)より「夢工房」発表、デザイナーとして活躍
婦人画報「お洒落なきもの物語」連載をはじめ家庭画報、an・anなどにきものコレクター、 コーディネーターとして登場
- 1993年
- 東京・新宿伊勢丹美術館で日本経済新聞社、伊勢丹美術館主催「日本のおしゃれ展」(第1回)開催に協力
- 1995年
- 東京・新宿伊勢丹美術館で日本経済新聞社主催「日本のおしゃれ展」(第2回)にて「池田重子きものコレクション」発表
- 1998年
- 東京・新宿伊勢丹美術館で日本経済新聞社主催「日本のおしゃれ展」(第3回)開催に協力
- 2000年
- 台湾・台北市・高雄市で「日本のおしゃれ展」開催に協力
- 2001年
- 東京・新宿伊勢丹美術館で日本経済新聞社主催「日本のおしゃれ展」(第4回)開催に協力(2002年1月に京都・美術館「えき」KYOTOに巡回)
- 2015年
- 逝去 次女である池田由紀子氏が「池田重子きものコレクション」「夢工房」のブランドデザインを受け継ぐ
- 2017年
- 大阪・阪急うめだギャラリーで「池田重子コレクション展」 横浜・そごう美術館で「池田重子横浜スタイル展」 開催に協力
-
渡辺雪三郎
-
「きものはドレスである」
独自の美意識で表現されたエレガントなきものは、和の伝統を重んじながら、モダンで美しい風格を漂わせる装いとなり、着る方への魅力を最大限に引き出してくれます。
プロフィール
- 1949年2月
- 初雪の東京に生まれる
- 1972年
- (株)ミッチを設立、同時に婦人服プレタポルテを発表
- 1975年
- オートクチュール部門を設立
「美は唯存在する」という創作理念を基盤に上品で優雅なコスチュームを創るオートクチュール・デザイナーとして高い支持を受けている。また数多くの雑誌にエッセイとデザインを発表。衣装、アクセサリー、靴、自動車など、人間を取り巻くすべての環境をクリエイトし、氏の美学のひとつの広がりとして1987年、きものを手がける。